というわけで、今日の総括でとりあえず旅行記は終了です。
あとは載せるとしたらレッスンの内容をがーっと載せるぐらいですかね。
MasterClassってフォルダも作ったのでそれに入れるかHKISSのフォルダに入れるか迷うところですが・・・
まずね。 くどいようですけど行ってよかったです。
本当に楽しかった!
ただ最初はなんというか観光気分みたいな気持ち半分で行ってしまったので、
そういうところはちょっとダメだなあとも思ってます。
しかもそのわりに観光してないなんていうオチなんだからw
基本、なんでも飛び込んでみよう★なので、行ってみましたが
やっぱりねえ、行く直前は「ていうかしゃべれなかったら文字通り話にならん。。。」とか
・・・いや、アイオワでとりあえずきっとKenneth Tse先生とはコミュニケーション取れるぞ!と根拠のあるようでない自信があったにせよ、
「○小節目」って英語でなんていうんだろうとか気に留めずに行ってしまったので(ソナタ形式は何故か気にしてましたが。ちなみにその心配はいらなかったっすw)、
実際行ってみて「あ、〜〜〜を言いたいのに、あああ言えない気持ち悪いーーなんだこのもどかしさ!」なんてことは日常茶飯事でした。想像出来るでしょ?w
という個人的な反省はさておき。
やっぱり日本のサックスのレベルっていうのは、アジアで見るとかなり高いんだなあと改めて思いました。本当です。
それだけに、PIPERSの中でTseさんは「香港のサックス界の底上げがー」なんて話があったわけで。
台湾もすごくレベルが高く、参加者の中にひとりいたんですけど
彼は16歳(要するに高校入ってからってこと?)で始めたそうで、「すごいねー!」なんて言ってたらなんかわりとそういう人が多いらしいです。
たまに日本でもいますけど、その人私の一つ上だしなあ。 でも来年あんだけ吹けてるのかなあとか、
自分の3年前とか2年前・・・ いやいやそんなに吹けてないわー。なんて思ったり。
逆に香港は6歳の時から始めました、という子も結構いたり、
少なくともほとんどの子が私より始めたの早くないかい?わたしその時テニスコートで暴れてたのに。とかとか。
でもやっぱりレベルとかで差がつくのは、教育者の事だとか(クラリネットの人が教えてるというのは日常茶飯事のようで。ホント?)、
環境であるとか。
あと思ったのは
やはりね、音程とか。 音の終わりだとか。 リズムの正確性だとか。
勿論その重要性についてわかっているつもりでも、日頃自分が出来てるのかと言われるとどこまで神経を張り巡らせているかわからないな、と思い直してみたり、
そういった積み重ねが結局大きな何かになるんだなあと身にしみました。
が、しかし
そういった細かい部分ばかりにとらわれると、大きな何かを見失いかねない、と言いますか。
本当に楽しむ事始めた頃の気持ちを忘れない事がいかに大事かを思い知りました。
まああとは自分の気持ちについては、今まで見えてない、いや、正しく言うと
見えてはいたけど若干脇にわざと置いてたような気持ちをちゃんと直視しなければと。
本当はね、負けず嫌いなんだと思います。ていうかそうなんです。
なんですけど、そういう感じを私はあんま表に出さないし、出せる奴って大体それを原動力にして「うりゃ!」っと何かを成し遂げたりして、
いいなあ〜 羨ましいなあ〜(ぼーんやり)・・・ なんて思っていたけど、
そういう気持ちあるんですよ。 まださすがにそれをバネにどうのこうのって力はないけど。
そして知ってはいたけどめちゃめちゃがつがつしとんすね。
私はなんかそれをあまり出すべきじゃないのかな〜ぐらい思っていたけど、
香港で会った子達はみんなすんごいガツガツしてるの。
あ〜 日本の高度経済成長期ってみんなこんな感じだったのかしらー。って勝手に妄想してみたりね。笑
でもそれだけに、やはり勢いがすごい!
セミナー期間中に伸びる奴はもう私でもわかるぐらいすんごい速さで伸びていってました。
正直、羨ましかったようなところはありましたけど、
私も実は自分でもちょっと成長してる兆しはあったので良かったというか、初めてキロロ行ったときの気持ちがよみがえってきました。
もう自分の「のびしろ」なんかないなんて一度も思ったことはないけど、
それでも最近やっぱり「あー、今自分のびてってる!」という感覚はなかった。
それだけにすごく嬉しかったし、
帰ってきて家で吹いてみたら音が違ったんですよ。 のびのびしとるっつーか。
(今は知らん。笑)
短い時間でしたが、先生達がとてもクリエイティブなアイディアをくれたり、他の受講生から刺激を受けたりと、様々なアプローチを吸収する事が出来ました。と、思う。笑
香港にもしすごい教育者がいたなら、彼らはあっという間に伸びそうです。
正直5年後、10年後はどうなってるかわからない。 盛り上がって欲しいなと思うし、もういっそ盛り上げてやりたいとすら思う。
それだけのポテンシャルを秘めてるような気がします。というかそんな気しかしない。
やはりそのためにはいろんな意味で環境を徐々に整える事は必須でしょう。
それにアドバンテージとしては、彼らのほとんどが英語を使えますから、英語をしゃべれる先生ならば(フランス系でもフルモーさんとかしゃべれるし)、彼らはなんでも吸収出来そうです。
とても羨ましいなあ。
そして初めてのメンバーとカルテットをするという経験も、ものすごく刺激的でした。
確かにしゃべれなかったのは悔しかったです! が、しゃべれない中でなんとか伝えたい、伝えなきゃという思いだとか、
もうこんなもどかしい思いをしたくないという気持ちが沸々と。
そりゃすぐに解決出来るものではありませんけれど、それでも解決しようと思わなければ解決出来ません。
そう、思ったのは、
やっぱり「英語がしゃべれない」からチャンスを逃すなんて絶対にしたくないな、と。
もっとも、私は英語がしゃべれなくたって飛び込んでってそのあとどうなるかわかりませんというタチですが、
今はまだね、それでもいいかなあと思ってるところあります。 若いからとかテキトーなこと言って。
(多分そのうち「学ぶ事に年なんか関係ない」と言っていつまでも無謀な事やってそうですけどw)
あと「英語がしゃべれない」から伝えられないも嫌だ。
言葉なんて手段でしかないのにそれが障害になって自分の活動の幅が減るなんて事があっちゃいけない。あって欲しくない。
香港行って思ったのは大体みんな英語がしゃべれて、すごいなあと。
結構語法とか違うんですけど、それでもしゃべっとんすもん。 そのぐらいの心意気は絶対に必要です。
今回、本当に日本人が誰もいない(実はコンサートのとき現地に住んでらっしゃる日本の方に一人お会い出来ました♪)、日本語は「こんにちは」ぐらいしか通じないところに行って、セミナーに参加してみて、
本当にいい経験になりました。
そして楽しかったー!
そしてそれこそもう持ってるもの全部出さねばぐらいの気持ちだったので(言語面で出せないことばっかだから)、
なんていうかねえ、やっぱり自分自身のびのびしてたような気がします。うん。
なんか日頃自分がいかにブレーキかけてるのかっていうのを思い知りました。全くそんなつもりないんですけどね?
なんだかやたらベラベラしゃべって?た気がします。気がしますって書いてばかりな気がします。
ひとつこのセミナーに関して残念な事があるとすれば、
開催期間が今回は7月の8から14ということで、多くの日本の学生は夏休みじゃないので参加しづらいんじゃないか、と。
(ちなみに「なんで日本人あんまり来ないんだろうー?」という話になったので、それが理由じゃないかと言っておきましたが。果たして。)
他のセミナーと違って日本人がいっぱいいるわけじゃないから異国感たっぷりでイケるという意味では私は良かったのですが。
今回それこそKenneth Tseさんが来日したからPIPERSでもこのシンポジウムについてちらっと書かれたけれど、
実際私が知ったのもfacebookで、だったし、
今回も私が行ってこうしてブログにしていますが所詮小娘のやってるブログでしかないので影響力がまだまだって感じですし。
The SAXとかPIPERSにでも載ればまた話は違うのかなー そういうものでもないのか。
2年に一度こういう大きなセミナーをやるようで(来年はスモールとか言ってました。すもーる?)、
次回そのセミナーの時は(参加したいっすね!当然!)、もっと認知度が上がってるといいなと思います。
多分ね、その時は日本でも今年よりは広まって、日本からの参加者ももっと出てくるんじゃないかと思ってます。うん、多分、なるね。
とりあえず私はもっと英語をだなあ・・・。って感じです。うん。
でも、やっぱり何でしょう、やはり自分が忘れかけそうだったものを取り戻せただとか、
あんな刺激的な日々が送れて本当に楽しかったし、みんなと仲良くなれて嬉しかったです。
最初は取っ付きにくいかしらなんて思ってても、2日目にはもうかなり仲良くなれたし。楽しかったし!
本当に日本に帰りたくなかったー。。。。
そしてあの全員とまたステージ乗りたいなーとか
今度はあいつより上手くなってやらあーとか
次会う時までにまた上手くなってやらあーと
向上心を見事にくすぐられました。
あと香港! 本当に行けてよかったです。 なんでか知らないけれど本当にずっと行ってみたかったんです。あ?くどいって?
また行きたいし、またあの人達に私の演奏を聴いて欲しいし、それまでに私はもっともっと上手くなって
今回親切にしてもらえたお礼を音楽でしたいです。
必ずまた、サックスを吹きに香港に行きたいです。
このHKISSをオーガナイザーであるDr.Kenneth Tse,Ms Winnie Chiuに心から感謝を言いたいです。多謝!!!
Dr Tse,Winnie,Thanks a lot!!!!(って見てないか。笑)
今度は観光もしたいとです。笑
そしてまた小龍包を食べたいです。・・・やはり食べるのは楽しかったです。笑
< 了 >