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- 2012.03.31 Saturday
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嫁が言うせりふらしい。
「実家に帰らせていただきます」!
私はきっと「お前が実家に帰れぇぇぇぇ」とか言いそうですねーw
というわけで(?)、昨日は須川展也先生のマスタークラスにワタクシ受講生として参加させていただきました。
今までサックスのイベント(コンクールだセミナーだマスタークラスだ)で最年長だったということは
中学の部活以来。 ま、実質ほんま初でした。
とはいえ、他の受講生3人も高校3年生ってことで、みんな年明けには受験生となる顔ぶれ。
以前参加させてもらった時(高2でした)、大学生もいたので、私はそういうもんだと思っていたら
以前はどっちかというと受験生向け、という感じで、むしろ大学生がいたって方が逆に異例だったのよ〜なんて話もちらっと。 ほえー。
今回私が受講曲に選んだのはトマジの協奏曲。 の、1楽章。
ちなみにまさか管打の課題になるとは思ってもいませんでした。 さすがに予知能力はあるめえ…(笑)
(※課題になってるのは1楽章は確かカデンツだけです。はい。)
そして今回、なんか合わせの時点で様子おかしいなと思っていたのですが、
リードかなあ、あるいはあまりにもヘタになったのかなあと思っていたものの、結局のところ
楽器が壊れてまして。。。
ワタクシそれを自覚しないままレッスンスタート。
最初はよかったものの要所要所で音が鳴らないというアクシデント。 ついでに言うとチューニングすら時々音鳴らなくて「…!?」と思ってたり。。
まあそれでも「すいません楽器がアレなんでふけません」なんていえるわけもなく。つーかいわねえよ。ぜってーいわねえよ。
てことで、なんやかんやでスタートしたものの、やっぱり様子おかしいってことで途中で止める先生。
そして話はこのマスタークラスの前にやってた「ワンポイント講座」を引き継ぐような形でリードの話に・・・。
◆リードの管理はどうしてる? K「まず開けて、2,3回ローテーションして10本(短い時間)吹いて、…放置。そして使う。。」 →先生「ちゃんと計画立てて管理しようね。あとバイタライザー使うとか。。」
◆本番3日前ぐらいまでには3,4本いいリード選んで、バイタライザーに入れるとかしてちゃんと管理すること。
…あれー。。おかしいぞ。。
これ、なんか緑の表紙の本に書いてあった気がする。 一番最初に私が読んでたやつとくりそつ、っつーかそのままそっくり同じことじゃないの?
あれれれこれ中学生の時に常に鞄に入れてたあの本に書いてあった気がするー あれーその著者って
須川先生です、ええ!!!!!!!!!
まずこの時点で「初心に帰りたいよお…」。。
それからリードに関する話で。 これは知らなかった。 …あ、図が欲しいので後日載せます。。(ぅおい!)
文で説明すると
◆ネックを本体から取ってネックの穴のところと底を手で塞ぐ。→吸って中の空気圧減らす。→そのあとリードがマッピにどのぐらい(時間)くっついてるか。
・・・この方法で、簡単に「ぺっ。」って音がしてしまうよーなリード(=すぐにリードが離れる)だと、あまりよろしいリードじゃないとの事。
あ〜でも今思えばこの方法、ネックはなかったけどマッピだけで同じ方法が緑の表紙のあの本にあった気がする…。
まじで初心に帰れよ、俺ー。。。
あとは少し曲のこと。
◆伸ばしの音(特に高音域)の後に頂点がある→ 伸ばしの音が目立ちやすい(そこが頂点に見えてしまう)ので、少し引くぐらいでいい。
(Highド♯とか、倍音がバイオンを読んですげーうるさくなってしまう)
◆練習番号11の四分音符3つ-8分 -最後の四分音符と8分の間は息で区切る(タンギングをしない)←須川先生はそうしている
◆特にサイドキーのファ♯→連符下降 -ファ♯がマイナスな意味で目立ちやすい >>実際に出る音をイメージ。その後ちゃんと意識。
◆「思っていることをわかりやすく出す」!
◆伸ばしより連符に息いれる。(連符は指にばかり神経いきがちで息がただでさえ入りにくい)
★長い音の最後 音程上がらない。(押したりしない)
Cadenza
◆2人のキャラクター >>吹き分ける(わかりやすく!)
◆カデンツとはいえ一応リズムがあるので… (付点4分が短かったりしてたもので。。 短くしない)
さて、箇条書きに書いた中にひとつ「★」があるのですが。
勿論、私の意識の問題もあるものの(だって確かに押し気味なんだもの。。)、
今私がつけているパッチのせいではないか、という指摘。(マッピにつける、クッション的なやつです)
というのは、今私がつけているのは1ミリ弱ぐらいの厚さがある黒いもので、
結構弾力があるものなんです。
それは以前透明なやつ(そんなに弾力がない)を使ってて、
あっという間に歯型に沿って破けちゃったからだったんです。(今のやつだと厚みがある分、確かにそういう意味では長持ちします。)
ただ逆にそれがあだに?なって、
口の中で歯が動いてしまってるのではないかと。
横で実際先生が見てたら、吹いてるときに私の体が動いてるのと同じような感じで
歯が動いたりなんかして、結果アンブシュアが崩れてピッチもかわっていってしまうし、それがやはりタンギングとかにも繋がるのではないか、という事でした。
でもって今私が使ってるようなパッチ(今度写真載せますね)は、
歯並びに難有り、というような人が使うタイプのもののようですが、
私は確かに上の前歯だけならそんなに歯並びの問題はないもので。 もう少しクッション性がないものをチョイスしてみては、というアドバイスでした。
パッチの話は
それこそ耐久性の面でしか見てなかったものですから、なるほどと。。
気をつけてみます。 ってことで早速今日ソプラノのほうのパッチだけ変更しました。
そういう道具のセレクトも全て奏者の責任ですから、こういう細かい点も気をつけていかないといけませんね。
でもそれ以前に、楽器!!!!!!!!!!!!
終わった後、須川先生も気になって「楽器かなあ? ちょと吹いてみようか」ってことで吹いてみてもらったら
「あ、ここだ! 多分これだねー」
…。
終わった後、YAMAHAの方のご好意で技術の方に見ていただくことに。
「あ、ここのネジが外れてますねー」
・・・。
昔M田さんが「調子がおかしいなと思ったら自分の前に道具を疑ったほうがいいよ」なんて言ってたけど、
まさかここでこの言葉が…。。
ピアノとの合わせのあとで疑うべきだったのに。。 不覚。
初心に帰らせていただきます。
Kでしたー。