先日、さらばんどちゃんに誘われて、初めてプロのバレエを見てきました。
東京バレエ団によるもので、なんだっけ、なんとかガラ。(めんどくさがるな、そこw)
あれすごいですね、ジャンプしてる時なんか時間が止まってるような感じなのですよ。
そして常に、ハードワークw
勿論プロだから当たり前なんでしょうけど、翌々考えるとつま先立ちで常にトトトトトトトっと歩くってすごいことですよ、体への負荷とか。
(とはいえ、ステージでかかとがつかないのかっつーとそういう事ではありません。念のため。)
前にバレエの雑誌を立ち読みしたことがあって、食事に関する事が大きな特集だったのですが、
そこに「第2幕(?)が終わって袖に引っ込んでみたら足が痙攣起こして使い物になりそうになかった。」というバレリーナの話があり。(
この記事参照)
ま〜あれ見てたら・・・ 一人の人がずっと踊ってるってやつじゃなかったからいいけど、
あの調子でそれこそくるみ割り人形ー!とかやってたらもう体半端ないな、と。
それこそ基本バレリーナ、ガリガリやし。
誘ってくれたさらばんどちゃん、ありがと〜♪
その時ソレ以上に思った事。
その会場で売ってるコーヒーやらサンドウィッチのなんとまあ高い事!!!!
もっとも、サンドウィッチは確かにデパ地下に行けばあんぐらいするのありますけど、・・・それ本当にその値段が適正なの?とか
グラスワインで・・・ ひえーーー1000円超え!?!?!?なんでなんで!!!
そして何よりハーゲンダッツが400円超!?!?!?!?!?!?
確かに! ハーゲンダッツは高いです! リッチなアイスです! 自分が頑張った日とかじゃないと手を伸ばそう何て思わぬ代物です。
しかしそれはないでしょう!!!!!
一瞬誘惑に負けそうになりましたが勿論買わず、・・・しかしどうしても食べたくなってしまったので実は帰り際にコンビにで買いました。273円でした。それでも高いよ。でもそんなもんでしょ!!!!!!!!
なんでー?と家で同じように親(母)に話したら、付加価値じゃねえのー?とのこと。
そもそもコンサートホールで食べる、その非日常の時間をも味わう的な、そういうプラスαが乗っかってその値段なんじゃないのって。
確かに、例えばオペラ。
あれ、席がU字型になっててお客さんは舞台よりもお客さん同士を見てたという。 というか、社交場だったんですね。舞台なんかわりとどうでもいいとまでいかないけど、でも結局そういうことでしょ。
(何せボックス席みたいなところばっかりだから、そこでポーカーやろうが「おいた」(言葉が古い?w)しようがお構いなしって感じだったんでしょう)
それがだんだんステージが見やすいようにちゃんと客席が作られていったわけですが・・・
社交場っていうとわりと日常的なにおいがしないでもないですが、おしゃれをし、見栄を張り、ビミョーな心理戦をばちばちしつつ楽しい時間を過ごすとな。
時間は流れてもそういう意味でのコンサートホールの役割は変わらないのかもしれない・・・
「非日常」の演出。
楽しいひとときを過ごす空間。
話は戻りますがそのやたら高いワインも、サンドウィッチもハーゲンダッツも
その非日常を彩るひとつの要素であり、コンビニで買ったハーゲンダッツではなく、その何何劇場で観劇をする合間に、おしゃべりに花を咲かせつつ食べるハーゲンダッツに価値がある。
それなら400円超でも構わないと?
むしろ270円ぐらいで食べられる方が「安っぽい」→非日常ではなくなる なのか?
・・・ん〜
わかっちゃいましたけど、
結局それを思うとその製品そのものではなく、その「とき」や、その製品を買うまでのいろんな要素(買う場所であるとか)の方が大事なのか。
何何劇場で観劇しながら食べる、という一種のあこがれであるとか、ステータスを食べるということなのか。
そしてそれの為ならお金をある程度はいとわないと?
なんていうのを考えると、消費者行動っていうの?ていうと堅苦しいですが、
人がモノを買うときのその心理とかって面白いものですね。
時にはそれに騙されて適正価格で取引されていないものでも買っちゃうわけでしょ?
(※ただ別にそのハーゲンダッツが400円超が適正価格じゃない!と言いたいわけではありません。念のため。でも高いなと思う。笑
しかしその高いな、を買える日が来たとき、その憧れやステータスを買う事になるんじゃなかろ〜か)
その後一緒にご飯食べにいったスペイン料理のお店がまあまあそれなりの値段しますが、
結構美味しかったです。大人数で行けたらきっともちょっといろいろ食べられそうかな!
写真はそれ。
ま。
そのモノに見合った値段のものや食べ物を食べたいな〜
Kでした。